【 読み終えた本:骨喰島 】2月14日

 バレンタインデーが終わると、やっと男子でもチョコを普通に買えます。バレンタイン商戦のあいだは、僕みたいな長髪で、なで肩の男子は誤解されそうで、チョコを買いにくいのです。


 さて、読み終えた本です。
 『骨喰島[ほねばみじま]』藤原 京[ふじわら たかし]:著 (スーパーファンタジー文庫)

 1996年9月初版発行。シリーズ4作目で、いわゆるラノベです。
 この作家の作品を読むのは、これが初めてです。帯に「孤島の連続殺人、首無し死体」と書いてあり、作者によるあとがきには「パズル・ミステリーに挑戦。フェアなパズルになった」と書かれていたので、興味が出て買ってみました。しかし、同時に買った本が面白くなかった為 (作品名は忘れました)、この本を読む気が失せて、17年間積読状態でした。
 小説内の世界設定は、悪魔や超能力者が存在するファンタジーな世界です。SF設定のミステリィは好きではないのですが、あとがきの「フェアなパズルになった」という作者の言葉を信じて読みました。
 前作を読んでいる事が必要な作品でした。ファンタジー設定の説明が冒頭に無いからです。前作を読んでいない読者にとっては、パズル・ミステリーとして成立しません。
 閉ざされた空間と言えば、犯人はその中に居るのが普通ですが、この作品の場合は悪魔が結界で閉ざされた空間を作ったので、結界を作った悪魔だけは外から出入り自由なのです。そのため、屋敷内の人物を疑うというサスペンスがありません。密室殺人もアリバイ崩しも超能力の存在を認めているので意味がありません。読者が出来る事は、探偵が犯人を突き止める過程を確認する事だけです。シリーズの前作を読んでいない僕にとっては、どこが謎のポイントなのか分からず、緊張感に欠ける作品でした。
 世界観の設定が分からない僕にとって、この作品は時間の無駄でした。
 ラノベなのでイラストで登場人物が紹介されていますが、本文の描写とまるっきり違っています。イラストレーターのミスなのか、打ち合わせのミスなのかは分かりませんが、興醒めでした。
 又、目次の書き方と全員を紹介しない登場人物紹介が思わせぶりでしたが、まったく意味がありませんでした。これにも興醒めしました。
 尚、作中に何度か「アタッシュケース」という単語が出てきますが、間違いです。正しくは「アタッシェケース」です。



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▲京都府宇治市にて。
使用カメラ:キヤノン パワーショット G9
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by chel-c2009 | 2013-02-14 15:00 | 読書


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2009年12月24日開設

関西在住
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