【 読み終えた本:妄想探偵と密室メイカー 】11月26日

 相変わらず検索ワードのトップは、よみうりテレビの女子アナの「川田裕美」です。人気があるのですね。


 さて、読み終えた本です。
  『妄想探偵と密室メイカー』天祢 涼[あまね りょう]:著(講談社ノベルス)

 伏線の数が多くて面白かったとネットの書評で高評価をしていたので読む気になったのですが、騙されました。ちゃんとした伏線はわずかで、作中で探偵が推理するための、読者を無視した伏線がほとんどでした。
 密室トリックは平凡で、解明に必要な手がかりも乏しかったです。
 この作者の作品は初めて読みますが、とにかく読みづらい文章でした。誰のセリフなのか分らなかったり、状況が理解しづらい事が多かったです。又、三人称描写が途中で一人称描写に変わったりします。新人コピーライターのように体言止めを無駄に多用する事も気になりました。デビューさせた担当編集者の責任だと思いますが、ちゃんと文章作法の修行をしてからプロデビューさせて欲しいです。
 ヒロインが精神障害者で、ポアロやホームズなどの推理小説に登場する探偵の幻覚が見え、その人たちと話をします。そして、ヒロインに憧れる男の子は、その幻覚が見えるという設定で、とても馬鹿馬鹿しいです。しかも、その馬鹿馬鹿しい設定は、物語の本筋の事件には無関係なのです。その他の登場人物も精神がイカレてる人が多く、辟易しました。
 視点人物が、探偵と刑事と犯人の三つに分かれている構成のせいで、物語世界に入り込みにくく、話運びも起伏が乏しくて退屈でした。文章の読みにくさもあって、読み進む事が苦痛で、読み終えるのに時間がかかりました。
 又、ホワイダニットとしては斬新な動機を用意していますが、それを活かせる筆力がなく、説得力に欠けるのが残念でした。
 倒叙形式なので犯人は判っているのですが、それを利用したラスト付近でのヒネリがひとつあったのがせめてもの救いでした。
 無意味で馬鹿馬鹿しい探偵の設定と、ヘタな文章を我慢してまで読む作品とは思えませんでした。この作者の作品は、もう読む事はないでしょう。
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▲大阪府吹田市 万博記念公園にて。
斜光が色づいた落葉をドラマチッックに魅せてくれました。
使用カメラ:キヤノン EOS30D
使用レンズ:EF28〜135ミリF3.5-5.6 IS USM
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by chel-c2009 | 2011-11-26 17:00 | 読書


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2009年12月24日開設

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